サンチャゴ周辺の釣り場、フライタイイング、釣行や体験談などフライフィッシングについて色々と書いてます.その他サッカーや日常的な出来事もチョコチョコッと載せています。
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今日は!
チリ対ジャマイカの親善試合見ました? 対コスタリカでは2-0で負けたので今回も負けるだろうなと思いながら見ていたら1-0で勝っちゃいました。しかしあれですね、この程度のレベルでは多分Copa Americaでは惨めな結果になるんでしょうね。良い選手がそろっているのに誠に残念、Acosta監督の潮時かな? さて今回はチリでのキャッチ・アンド・リリースについて。本来外来種である鮭・鱒類のキャッチ・アンド・リリースをするのは正しいのか間違っているのか、ちょっと前まで僕が良く訪問するチリのフライサイトでのフォルムでなった話題ですので、取り上げてみました。 もうご存知の通り鮭類・鱒類は元々ヨーロッパや北アメリカが原産。チリに鮭類・鱒類が入ってきたのは1800末期、日本でも有名な筈のCousiño-MaculワイナリーのLuis Cousiñoの奥さん、Isidora Goyenecheaさんが何度かヨーロッパから発眼卵を輸入し鱒類の養殖を試みる。しかし、冬のヨーロッパとチリの夏の水温の違いのせいで好条件で発眼卵が着いたものの全滅。 20世紀始めには世界的に鮭類・鱒類の養殖が注目されるようになりチリ政府も養殖をするために鮭類・鱒類の輸入を実施した。その後、チリ中に放流されて行き全国(特に南方面)へ生息分布を広げていった。 釣り人にとってはこの上ない好都合なこの放流、環境団体の人達から見れば環境破壊にしか見えない。何故かと言うとこの鮭類・鱒類の肉食性と飽食のおかげでチリに元々住んでいた淡水魚が絶滅の危機に陥たからである。代表的な魚はPuyeとBagre。 Puye (インターネットからのパクリ) Bagre(Molina川で見つけたもの) ここですね鮭・鱒類のキャッチ・アンド・リリースの問題点は。 少数な自然派のフライマン達は鮭・鱒類を釣ったらこれ以上の元来種の資源状態に影響しないようリリース控えたほうが良いと言う。 そして大抵のフライマンは鮭・鱒類の資源維持のためキャッチ・アンド・リリースするべきだと言っています。 皆さんはどう思いますか? 面白い事にこのフォルム普通はあまり話が盛り上がらないのですがこの話題は熱論に成りました。 僕はずばりリリース派ですね。 鮭・鱒類が導入されてから既に100年経って居ますからもうこれらの魚種はチリの物だと言っても良いと思います。ですから、今あるこの資源維持の為にリリースをしなければいけません(これからも釣りを続けられる為に)。ただし、元来種も重要なので、これらの魚種の維持のための養殖や鮭・鱒類の生息分布をこれ以上広げないため許可なしの放流を管理等をするべきでしょう。 外来種を全て排除すべきだ! という過激な自然派フライマンもいますが、こんなのなーんの得にも成りません。その前、これは実施不可能でしょう、チリ中の川と言う川と湖に大量の毒でも流しても・・・更にこれらの外来種のおかげで食っている人達も沢山居るので(食料、そして観光関係)こういう無責任な発言は慎んでもらいたいっすね。やはり今ある資源をどの様に上手く利用しいていけるかが大事では無いでしょうか? チリでは鮭・鱒類の餌釣りは禁止されているのですが、現実ではこれを守る釣り人は半分以下でしょう。その上、法律上定められた捕獲数も守らないので年々川や湖の魚影は減る一方です。この様な状態ではリリースは必須になってきます。 その前に環境汚染の問題をクリアしないといけないかもしれないが・・・ あちゃー、なんだか締まりが無い記事になってしまいましたね。 まあともかく資源維持・向上のためキャッチ・アンド・リリースをしましょう! PR |
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HN:
Japanfly
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/10/26
職業:
水産学科
趣味:
フライフィッシング、サッカー、水泳、ランニング、テニス、etc...その他読書、映画鑑賞、テレビゲーム
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