チリの遊魚券

今日は！

髪切りました！
理由は分からないのですがここ数年何故か前髪に旋毛っぽいのが出来て、ちょっとでも長くなるとうっとおしくなるので、この頃はいつも短髪です。散髪なんかにお金を使うのが勿体無いので、電動バリカンで彼女に切ってもらいました。結構うまく切れたとので気に入ってます

さて先日、遊魚券がきれかかっていたので更新に行きました。日本では川や湖の各漁協組合からそれらの釣り場で有効な魚券を売っていますがチリでは違います。一つの遊券で統一しています。しかもメチャクチャ安いです。ただしこれはチリ人と永住権を持った外国人だけの物で、もしチリに日本から釣りに来た場合特別なもうちょっと高い遊魚券が必要です。高いといっても一万ペソ位ですから日本人にとっては安いもんでしょう

普通の遊魚券の場合、釣りに行く地域によって払う値段が違ってきます。

陸内水域では地域は大きく三つに分かれており、更新は一年に一回です。

第一州から第四州までは:      $ 1.280
第五州から第八州までは:      $ 1.930
第九州から第十二州までは:  $ 2.565

そして海釣りをするのにも遊魚券は必要で　$ 1.280　払わないといけません。知っていましたか？

ただし、Ｐｅｓｃａｄｏ川とＣｕｍｉｌａｈｕｅ川そしてＳｕｒ川とその下流域は保護されているので　$ 10.230払わないといけなく、バーブレスのフライの使用も強制されます。

禁漁期間や捕獲数などもっと詳しい情報を知りたい人はwww.riosysenderos.comに載っているので釣りに行く前に確認しておいて下さい。（左のリンク部分のＲｅｇｌａｍｅｎｔｏ　Ｐｅｓｃａをクリックしたら見れます）。

しかしこの遊魚券、殆どのチリの釣り人は無視しています。法律上ではもしこの魚券を持たずに釣りをしている所を見つかったら罰金なんですが、（時には釣り道具も取り上げられる事も有るって噂を聞いたことがあるのですが多分嘘でしょうね）釣り人がこの魚券を持っているか釣り場でコントロールを殆どして無いからこんな事が起こるのでしょうね。

コントロールをするのは警察やＳｅｒｎａｐの役員の筈なんですが、僕の釣り人生でこの魚券を要求されたことなんて一度もありません。

日本では魚券から入ってくる収入を放流等に使ったりと釣り場の向上に向けているのですが、チリではこの少ない金が何に使われているのかは謎です。そんな事だからちゃんと釣り場で管理していないのかな？つまり少なすぎるから管理する意味が無い？

今回魚券を買った時気付いたのですが何と魚券の材料に節約をしていました！前の魚券も紙だったのですが表面に薄いプラスチックが有ったの水が数滴かかっても平気だったのですが、今のはただの厚紙を使っています。　おーい！進化しよーよ、退化してどうするって政府に言いたくなりますね。

最後の問題は魚券の普及ですね。前までは色々な釣具店で売られていたのですが今ではほんに一握りの店でしか扱われていません。ですからたいていの人は、釣りに行く地域の区役所で買っています。サンチャゴの釣り人にとっては不便でしょうがありません。僕も今回の更新のためあちこちに電話してからセントロの方までわざわざ買いに行かないといけませんでした。

僕だったらこの遊魚券の普及を増やし（全ての釣具で扱わせ、釣るためには魚券が必要だという宣伝もして）、釣り場での管理を実際に行い、釣り場の環境保護などにも気を配りながらチリをもっといい釣り国にして行きたいですね。

アラスカやニュージーランドでは世界中から釣りに行っている人がいるのですが、この観光は結構な収入になっているはず。「釣り場」という資源をもっともっと上手に利用すればチリもアルゼンチンのパタゴニアの様な世界的に有名な釣り場に成れるのになー


ですから日本の皆さん！ぜひチリに釣りに来てください！


えっ？

遠すぎる？

まーそんな小さな事は気にしないで来て下さいよ、そして僕を釣りに誘って～！

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