サンチャゴ周辺の釣り場、フライタイイング、釣行や体験談などフライフィッシングについて色々と書いてます.その他サッカーや日常的な出来事もチョコチョコッと載せています。
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風邪を引き寝込んでしまいました。
大抵一年に一度は寝込むのですが、やっぱり健康なのが一番ですね。こういう時って普段当たり前だと思っている「健康」や体の不自由の無さに有難みを感じます。 さて今回はチリ・ぺへレイについて チリペヘレイはアル・ぺへレイと同じような体つきですが、体表は少し緑がかかっており鱗も小さめで「滑らか」な見た目です(いい加減な紹介だなー)。残念ながらアル・ぺへレイ程大きくはなりません。 チリぺへはアルゼンチン・ぺへレイとは住みかから釣り方まで全く異なります。 アル・ぺへは主に沼や湖に住むのですがチリ・ぺへは主に川に住んでいます。この前釣りに言ったCuracavi川は余り綺麗な川とは言えませんがそれでも、チリペヘは大抵ある程度綺麗な川にしかすんでいません。 日本でも外来種が起こす環境破壊が問題になっていると日本から送ってもらった釣り雑誌で読んだ事があるのですが、チリでも同じことが起きています。元来種であるのチリペヘも魚食性の高い外来種の鱒達に食い荒らされているのです。 少し話がそれますがチリには日本のように釣りに「外道」という言葉はありません(あるかもしれないが今まで僕は聞いた事がありません)。このチリぺへも虹鱒でも狙っているフライマンにとっては外道のカテゴリーに入るのですが、多分この魚種の資源の少なさから大抵の釣り人は「あーあ、ぺへレイか」と言うより「わー、ぺへレイだ!」っと言っているはず(僕の勝手な推理ですが・・・) チリぺへは口の構造の違いからアルぺへと比べて釣るのが物凄く難しいと言われています。残念ながら日本語での専門用語には余り詳しくなく、インターネットで調べても何も見つからなかったので簡単に言うとアル・ぺへの口は伸び縮みするがチリ・ぺへの口は鱒の口のように上下に開くだけ。更にチリ・ぺへはアル・ぺへよりかなり用心深いのアタリは繊細で簡単には釣れません、と言われていますけどそーんなに難しくはないんですよね 餌はアルぺへと同じくテボ虫か練りえ、そして勿論フライでも釣れます。 この魚が面白いのはフライフィッシングの教科書通りの釣り方をしたら釣れない所。普通、渓流釣りをする時は(餌釣りでもフライでも)なるべく自然に餌を流しますがこの魚にはこれは通じません。不思議なことにこの魚は動く物に敏感に反応します。 フライフィッシングではフライが不自然に流れる事を、ドラグと言いこれを出来るだけ避けるためフライマンは一所懸命キャスティング練習をしたりラインメンディング等をするのですが、この魚を釣るときにはこれは不要!ある意味、フライの素人に簡単に釣れそうな魚なんですね。 PR |
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男性
誕生日:
1982/10/26
職業:
水産学科
趣味:
フライフィッシング、サッカー、水泳、ランニング、テニス、etc...その他読書、映画鑑賞、テレビゲーム
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