選考テスト終了

受けてきました
文部学省奨学金選考テスト

テストは日本大使館で朝10時から行われる予定。
慌てはしなかったものの早めに家を出て日本大使館に着いたのはテスト15分前。大使館に入る前にガードマンさんが僕の名前をリストでチェックをしている間、テストを受けるのは12人と盗み見る。まだ早いから他に誰も居ないんだろうなと思ったら、既に3人が小さな応接室で時間になるのを待っていました。

仲間がいる！
これで話でもしたらリラックスしてテストを受けれるなとと思い話しかけたら、意外にも冷たい反応・・・


そうかそうか


これからテストを受けるんだから皆ライバルなんだ。自覚していなかった・・・

後から来た人も皆強張った顔をしていたので、リラックスする所かこっちまで緊張してしまいました。9時55分頃に大使館の人が来て、テストが行われる会議室まで案内してくれました。

案内の人が歩き出しても大抵の人は歩こうとしなかったので仕方なく先頭に立って歩き出す。
しかし日本大使館って立派で綺麗な建物ですね。大使館の中を歩くのは初めてだったので、キョロキョロしながら大きな会議室まで・・・

この時点でその場に居た受験生は7人。

おかしいな・・・



そのまさか

こんな大事なテストだというのに遅刻した者、4名。
その中の一人、ペンを持ってこなかったから隣の受験生や案内人に向かって

ボールペン無い？

と信じられないような質問。

おい！！それ位持って来いよ！！！

遅刻者のせいで試験は15分遅れて始まった。

まずは英語のテスト。始めの10問はスラスラ出来たのでこれは行ける！っと思ったらそれ以後の問題は中々難しい物だった。一番手間取ったは、文章中に下線の書いてある間違った文章を探せという問題。

最初の一読みでは間違いが見つけられず何回か読み直した所、細かーいミス発見。嫌らしい問題でした。
多分普通に読んだら違和感を感じないんでしょうね、僕位の英語力では・・・

一時間ジャストかけて英語のテストは終了。
他の受験生の顔を見渡してみると自信ありげな人は居なかった・・・


英語テストの後はいよいよ日本語テスト！
英語は義務付けられているのですが日本語テストは各自の勝手です。

ここで大半の受験生は帰り残ったのは僕を含めてたったの4名。男2人、女2人。
小休憩があったのでその間に話をした所、30歳位と見た男の人は何でも日本人と結婚をしている獣医さん。チリでその方と知り合い、結婚をしてから直ぐに日本へ。読み書きも出来なかったので結構苦労したと話していました。それはそうだろうなー・・・東京の足立区で二年間住んでいたのだが、家族の事情でチリへ帰国。

もう一人いた女の子は天文学を学びに日本へ行きたいらしい。日本語で天文学の勉強、難しそう・・・

さて日本語のテストはＡ・Ｂ・Ｃと分かれており、まず始めに一番簡単なＡテストから。小学生レベルのこのテストを10分位で済ませＢテストへ。今回は、中学生レベルのテスト。中学二年で日本の教育を中退した僕だがこれも大して問題なくスラスラ答えられた。

最後のＣテストは流石に少し難しく（多分高校生レベルかな）、少し苦悩したものの一問を除いて全問答えられた（残念ながら「贔屓」の読み方を知ら無いため答えようの無い一問だった）


今週の金曜日か来週の月曜日に結果発表されるそうです。もし合格したら来週の木曜日に面接があるそうです。僕は日本語のＡ・Ｂ・Ｃのテストを受けたためこの面接では多分三ヶ国語で行われるんじゃないかと係りの人に言われました。三ヶ国語の面接大変そう・・・

発音など練習しても一週間そこらで何とかなるもんではないですからね、あらかじめ聞かれるだろうと思われる質問の答えぐらいしか準備は出来ません。

そこで明日はその答えが易々と思い浮かぶよう息抜きとしてちょっと釣りに行ってきます！

Ｐ．Ｄ．今コパ・アメリカ（南米サッカー大会）が行われています。今回のチリはあまり期待されていませんが応　　　　援をお願いします！

　　　　Chi Chi Chi, Le Le Le, Viva Chile !!

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