サンチャゴ周辺の釣り場、フライタイイング、釣行や体験談などフライフィッシングについて色々と書いてます.その他サッカーや日常的な出来事もチョコチョコッと載せています。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 数日前の寒さとは打って変わって春を思わせる暖かい日、絶好の釣り日和になりました。家事の手伝いを済ませてから12時頃に出発。目的地はチリの首都・サンチャゴから西へ40kmにあるぶどう酒(チチャ)で有名なクラカビ村を通るクラカビ川。 クラカビ村へ着いてから川の上流を目指して更に進む5km程進む。 ここへ釣りに来るのは2・3年ぶりになるので入渓場所をあまり覚えていない。その上、なにやら道路工事のせいで道も大分変わっているようだった。 やっと入渓場所を見つけ川へ下りたのは1時頃。 時間はたっぷりあるので慌てては居なかったがここ最近ぜんぜん釣りをしていないので自然と足早になる・・・数日前の雨のせいで増水していると思ったが逆に少し減水しているようにも見えるほどチョロチョロと川が流れていた。 キャスティングしにくいなー 川へ近づいてみたら周りにこれでもかってな感じで木が生い茂っている。記憶には無いこの光景、非常にキャスティングしにくい。ウェーダーでも履いていたらヘッチャラ何だが今回はベストすら持ってこなかった軽装備。幸いここら一体は川が余りにも浅く魚が見当たらないのでサッサとポイント移動。折角見つけた入渓場所なのであちこちを歩き回るがどこも水深が浅いので今回のターゲットのチリ・ぺへレイは見当たらない。
深場になっている上、小さな落ち込みのおかげで酸素は豊富。更に周りに生えている水藻のおかげで水棲昆虫も沢山いる筈・・・あやふやな記憶によれば此処より上流には確か良いポイントがあった筈。このまま歩き回るより確実?に釣れる筈のポイントへ行く事にする。 30分後、そのポイントへ着く。 記憶どおりの良いポイント、しかしここも又少し減水気味。 何年か前にここで釣った時にはチリ・ぺへレイの他にニジマス君も釣れたから期待感は大きかった。 残念ながら期待とは裏腹に何をキャストしても無反応だった。グリフィッスナット、アダムス、ミッジ、カディスラーバパターン、エルクヘアーカディスetc... いつもならここで直ぐにあきらめてポイントを移動するのだが絶対何かいると信じていたので、ちょっと腰掛けてライズやそれらしき反応を待った。 釣りに行く最大の目的はゆっぱり魚を釣り上げる事にあるんだけど、こうして落ち着いて自然に浸るのも目的の一つ。特にこのようは日はその辺でごろ寝でもしたくなる程気持ちが良い・・・ しばらくしてから小さな(3-5cm程の幼魚)魚を見当たるが釣れる価値のあるぺへレイはとうとう見れなかった。対岸の草の周辺ではしきりに小さな虫が飛んでいたのにも関わらずライズは無し・・・ 遠かったからなんだったのか分からなかったが多分ミッジだったんだろうな
その後、上流へ行くが相変わらず川の水深が余りにも浅いためぺへレイは居なかった。 雰囲気から行くと良い渓相なんだが・・・ こんな感じで川が本当に浅い 写真の奥に見える流し込みにフライをプレゼンテーションをしてもやはり無反応・・・ ここで一先ず昼食。
さっき座り込んだ所でパンでも頬張りながら観察を続ける。 相変わらず生命反応が見られないので最初に行ったポイントへ戻る事にする。 四時頃同じポイントへ着く前に自転車に乗ってる兄ちゃんに声をかけてこの辺で良いポイントを知らないかと聞くと、もう少し下流へ行くと大きなプールがあるらしい。早速その場所へ向かう。 自転車の兄ちゃんが教えてくれたプール、少しは深くなっているもののやはり浅い 釣る前にプールの観察をするため高場へ行き周りの観察。
この時、腕に何かが止まりこそこそ歩き出す。 なんと羽蟻だった!
羽蟻発見!
と同時にプールで盛んにライズが始まった。 チャンス! しかし今回、羽蟻パターンは持ってきていない。そこで、黒っぽく小さいフライを結んでトライ。どうやらちびっ子サイズのぺへレイが沢山居るらしく、フライが着水したあとツンツンと何かに突付かれる。三投目ぐらいにアタリっぽいのがあったので合わせたら、フィシュ・オン!・・・!? 多分自己最小サイズの獲物 引くわけ無いよなー、10cmも無いんだから・・・
リリースしてから気を取り直して再トライ。 今度はフライを少し大きめにして大人のぺへレイを狙う。しかし、魚も大きくなれば成る程賢いので今度は中々アタリが無い。そこで#18のグリフィスットナットを結んで、再トライ。 小さい魚の反応を無視して出来るだけフライを遠くにナツュラルドリフトさせる。フライを突付いていた小魚が一瞬居なくなったその時、繊細な口がフライを吸い込みアワセるがフッキングしない。サイズは確実に大きくなっていたが上手くアワセられなかった。 しばらくしてから、何処かの本で小さいフライで釣る時の(例えばミッジング)アワセは手首を返した鋭いものではなく腕を上げて竿の胴を使ってアワセると読んだのを思い出す。そんなに上手く行くかなとさっきからアタリがある流れにフライを乗せ何時ものアタリにアワセルと、見事フィッシュ・オン! やっと釣れたチリぺへ君
釣れたのは普通のサイズのチリ・ぺへレイ君。
その後、同じようなぺへ君をもう1匹釣ったら突然チリ・ぺへレイ釣りでは重要な事を思い出しました。この魚、鱒とは違って動く物に凄く敏感に反応する。つまり、ナツュラルドリフトよりフライをチョコチョコ動かす方が効くのだ! 暗くなりかけていたが本来の釣り方を思い出してからは直ぐに2匹釣り上げ、日没の6時頃には十分満足して帰れました。 何故か最後の一匹を釣り上げたとき、スラッと思いついたのが・・・ ぺへ釣りや うごくものには 福がある
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Japanfly
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42
性別:
男性
誕生日:
1982/10/26
職業:
水産学科
趣味:
フライフィッシング、サッカー、水泳、ランニング、テニス、etc...その他読書、映画鑑賞、テレビゲーム
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