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サンチャゴ周辺の釣り場、フライタイイング、釣行や体験談などフライフィッシングについて色々と書いてます.その他サッカーや日常的な出来事もチョコチョコッと載せています。
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この土曜日いつものFarellones方面ではなく、Cajon del MaipoにあるCoyanco川へこの前の釣行で知り合ったFernandoと彼の彼女のMartaと一緒に釣りに行きました。

天気予報では今日一日曇りと言っていたが朝には未だそんなに曇っていなく、Macul駅でFernandoを待っている間日向ぼっこをしながら待つことが出来ました。

30分も遅れた()Fernandoと合流してからレッツ・ゴー・フィッシング!


Coyanco川にたどり着くにはCajon del Maipo方面へ行き、San jose de Maipoと言う村を通り過ぎてから5-10分位の所にあるEl Toyo橋でMaipo川を渡り、そこから100メートル進んでから左側にある土道に入り50メートル先にある門で駐車します。

1500ペソの料金を払ってから歩きます。ひたすら歩きます。この下流域では現地の人が釣りをしたりするのでここらのポイントは無視します。30-40分位歩くと山道が河原へ辿り着きここから釣り始めます。ここのポイントの周辺の山は何故か白っぽく、後どのくらい歩けばいいのか知るための目印として役立ちます。

さてポイントへ到着してみると、えっ!?



いつもと轟々と流れている川とは打って変わって静かな沢になっていました。


数年前のCoyanco川の写真。今回はこの写真よりもっともっと水が澄んでおり、このようなポイントでは底が透き通っていました。写真に写っているのは大学の釣友のジュリアンです。

普通ならニンフだけで攻めるのですが、川がこう渇水しているならドライでもOkと判断し#12の少し大きめのMayflyパラシュートで早速キャスト!

すると一投目でバシャ!
フィッシュ・オン!



と喜んだものの小さい小さい虹鱒君でした。それでも虹鱒特有のファイトを見せてくれたのでなかなか楽しませてくれました。

さて、いつも一緒に行くRoberto G.は前にも書いたとおり釣りの移動スピードが異様に早いです。彼と釣りに行くと何時も殆どカケッコで釣り上がります、しかしFernandoとMartaはその正反対。のんびりとしたペースで釣り上がって行きます。今日はいつもと違ってのんびり釣りが出来そうだなーと嬉しくなったのもつかの間、この人達ペース遅すぎ。何度も何度もしつこく同じポイントでフライを流していました。

渓流釣りでは川の規模、水量、ポイント、それとプレゼンテーション等にもよりますが大抵の場合一投目か二投目にアタリがありその後、フライをいくら流しても普通反応はありません。魚も馬鹿ではありませんからね、同じ擬餌針を何度も流せば流すほど怪しい餌"と見極めてフライには出てくれません。もし一度や二度フライにだまされることが有ってもそれ以上フライに反応する事は普通有りません、物凄く大量のハッチが無い限り。その上、音や影等にも敏感なので攻めれば攻めるほどアタリがある確率が下がっていきます。

ですからこういう小さな川では同じポイントで粘ることは時間の無駄。特に川が渇水状態のとき、鱒たちは天敵の鳥や狐などに狙われ易くなっているため普段より敏感になっているのです。ですからテンポ良く釣り上がって行くのが正しい攻め方。

何とか彼らのペースを上げようと声をかけたがなかなか言うことを聞いてくれなかったので仕方なく僕も大幅にペースダウン。自分の予想していた釣りと大分変わったが久しぶりにドライで釣れたので楽しくゆっくり釣り上がりました。

一時間ほど釣っていると気が付いたのですが、ドライに出てくれるのはちびっ子ばっかり。最初は楽しかったのですがもう少し張り合いのある虹鱒を釣りたかったので、早速この前タイイングしたアントパターンを結びました。

小さな落ち込みの後の流れに流したら、フライラインが流れを逆上!
間髪いれずアワセると、フィッシュ・オン!



綺麗な黒点の虹鱒が釣れました(こう黒点の多い虹鱒は僕好み、何故か他の虹鱒と比べて僕には綺麗に見えます)。今までのちびっ子とは段違いのファイトで楽しませてくれた上に、アントパターンて釣れたんですから嬉しくて堪りません!!


アントパターンが良く見えるように、念のためのズームイン 

Fernandoはドライでちびっ子と楽しんでおり、10cm以下の鱒を釣っても笑みを見せながら釣っていました。



Martaはニンフで釣っていたんだが、キャスティングがまだ苦手なためジュリアン方式で釣るよう進めたら何とか3匹釣り上げました。


川の渇水状態のおかげで今まで体験したことの無い、サイトフィッシングまでこの日は楽しめました。


流れの底で泳いでるニジマス君

残念ながらまだまだストーキングが下手な為、近づきすぎてキャストする前に驚いて逃げられてしまいました。 しかし興奮しますね、こうもハッキリと鱒達が見えると。

最終的にチビスケ10数匹+20cm位の大物4・5匹を釣りました。なんとこの大物たち全てアントパターンで釣りました。アントパターン大成功!

小休憩の間、何気なく岩を見ていたら胸の赤いアリを見かけたので、早速胸赤アリのパターンを巻いてみるつもりです。

今シーズンも後数日、もう一回釣りに行けるかな?




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無題
oira mo ikitai
llevame de pueblo, donde yo nacì
【2007/04/25 11:05】 NAME[美紗子] WEBLINK[URL] EDIT[]


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プロフィール
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Japanfly
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1982/10/26
職業:
水産学科
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フライフィッシング、サッカー、水泳、ランニング、テニス、etc...その他読書、映画鑑賞、テレビゲーム
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